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福祉施設のための設計デザイン 10のポイント

01ご利用者、職員の方の双方が使いやすい全体計画

ご利用者が使いやすいのはもちろんのこと、職員をはじめとしたひとつの施設に関わるみなさんが幸せに感じて頂けるよう、色々な方の立場から検討を重ね、その蓄積をもって具現化します。

光が注ぎ、風が通る 笑顔があふれる空間

02光が注ぎ、風が通る 笑顔があふれる空間

建物の配置計画、平面計画は、外部からの太陽の光と、さわやかな風の通る空間とし、建物内はすがすがしく元気な笑顔のあふれる空間とします。また、中庭やテラスを設け、気持ちの良い屋外広場として、直接太陽の光や新鮮な空気を体で存分に感じ、元気と笑顔が生まれます。

03脱施設の明るく元気があふれる空間デザイン

自分の家を建てる場合に、場所、家族構成、生活スタイル等を必ず細かく検討するのと同様に、福祉施設の設計においても、『暮らし』を支えるサービスを大切にし、その業態に合わせ、ご利用者、そこで働く職員の笑顔が生まれ、元気があふれる空間を実現します。

ご利用者の個室は、愛着の持てる変化に富んだそれぞれの空間

04ご利用者の個室は、愛着の持てる変化に富んだそれぞれの空間

家具や建具など、みんな同じ色、同じ形では、やはり施設に住んでいるとしか思えません。愛着と親しみ、魅力を感じられることを大切にし、より居心地のよい環境を創ります。

05ミリ単位で計算された使いやすいディテール

暮らす人:日常の生活の中で、朝起きて、着替えて、歯をみがいて、食事をして、トイレに行って、ときには外出をして、お風呂に入って、夜になったら寝るという生活行為が行われるなかで、なるべく職員の手をかりずにご利用者自ら行って頂きたいと考えます。トイレの広さや洗面台の種類・高さなど、ご利用者にやさしい使いやすい空間設定・寸法設定、立ちあがる際のベンチの手かけや段差のない床など、細部にまでこだわったディテールを追求します。

シンボル性の高い 親しみやすい建物デザイン

06シンボル性の高い 親しみやすい建物デザイン

土地の環境や歴史、地域の名物など、建物を計画している土地の背景をまず調査し、それを設計へ取り入れることで、地域の方々の親しみを生みます。

例えば、外部空間として、デッキや植栽などを設け、憩いのやさしさを建物に付加し、通りから内部の様子が見えることで、地域の方が気軽に訪れることができるよう、地域に対してオープンな建物配置にします。

職員の方の目線が通る平面計画

07職員の方の目線が通る平面計画

例えば、中庭を設け、利用者の方々の憩いの場としながらも、職員間の連携に有効な空間とするなど、職員の視線が通りやすい平面計画にします。スタッフ同士が協力し、どこにいても施設全体をやさしく見守ることができます。

而今桜

08施設の中に地域を取り込む 仕掛けづくり

仲良しで集まることができるスペース、趣昧活動の場、心地よく身体を動かすことができる場、魅力あふれる中庭、地域の方が趣味活動に使用できるスペースなどがあることにより、施設のご利用者は地域で暮らしていることを実感できます。

09『個の尊重』と『心の交流』二つを支える建物

わかりやすい空間構成の中でも、プライバシーが必要な場所は患者さんの気持ちをしっかり考えた上で平面計画し、また施設のバックヤードなど見られたくない場所にも配慮した細部計画。窓の位置・ドアの位置・各室との関連性・動線計画極め細やかに計画致します。

たけむら

10五感に働きかける空間づくり

明るい色を目に映し、仲間の声、生活の音を聴き、料理の香り、外からの香りを感じ、おいしい食事やおやつを仲間たちと食べ、自分のペースで動きながら感じる五感への豊かな刺激が与える効果を大切にし、それらをより身近に感じられる建築とすることで、感性に訴えかけます。