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異業種からみごと公募当選!歯科医院を土台とする新しい形の認可保育園

お客様インタビュー:医療法人 福富医院 様

病児保育という言葉をご存じでしょうか。最近子育て支援として聞かれる言葉ですが、病気になった子どもでも預けることが出来る保育の形です。一般的な保育園にはなかなか導入できないこの制度は、非常にニーズはあるものの、今だハードルの高いサービスとなっています。 今回お話をお伺いした、福富医院医院長福富様は、栃木市での認可保育園に当選し、保育園の設立を進めておられます。経験のない法人が、認可保育所の許可を受けることは非常に珍しいケースです。そんな福富ご夫妻にお話をお伺いしました。

異業種からみごと公募当選!歯科医院を土台とする新しい形の認可保育園

 -この度は認可保育所のご当選、おめでとうございます!

   歯科医院を運営されている中で、今回保育園設立を目指された経緯は、どういったものだったのでしょうか。

 

 昭和61年に開業をしましてもう28年になりますが、様々な患者さんを診させていただきました。妻の叔父が身体障がい者向けの施設をやっておりまして、僕は開業して2年目の頃から重度の障がいを持つ方を診させていただいていました。
 この経験は本当に色々なことを勉強させていただいて、特に、重度の方を介護する若い介護スタッフの皆さんとは、一緒に飲みに行ったりして色々な話をしました。歯医者として開業した時、自分は若かったですし、山と言うか壁がたくさんあったんですよ。でもその壁を乗り越える一つの原動力になったのが、この施設で頑張っている同年代の介護スタッフの方たちでした。その方たちの努力から比べると、自分の壁なんて大した壁じゃないな、と思いましたね。
 そういった環境にいたことで、いつしか福祉事業をやっていきたいという想いが芽生えていくんですよね。本当に自然にでした。
 
 

 -障がいを持つ方々との治療を通した関わりが、福富先生に強い想いを与えたのですね。

 
 やはり、歯科の診療の中の普通に来院していただいた方を観るのと、施設の方々の診療をするのを同時進行でやるというのは、ドクターの心の培い方も違うと思います。いつしかやる、と決めた想いは育っていくんですよね。たぶん僕が純粋に開業医として一般の患者さんの診療だけに精一杯向き合っていたなら、また違った方向で突き詰めて行ったと思うんです。何かを突き詰めることって大事なことじゃないですか。ただ僕の方向は福祉事業に向いていました。
 しかし、なかなかチャンスが巡ってきませんでした。そのうち、老健施設の診療や訪問看護、県の施設で3年間診療を行った際は、エイズなどのハイリスクの患者さんの治療もしていました。その後厚生労働省の指導員を行ったり、衛生士学校の講師などもさせていただきました。
 ハイリスクの患者さんの治療と言うのは、一般的に大学病院でしか診てもらえないんです。歯医者としては非常にリスクが高いですから、断っている医院が多いことは、後から知りました。ただ私は、若いころから、そういった患者さんの治療に夢中で取り組んでいましたからね。色々な現場で対応できる力を持つことができました。だからこそ、歯医者として色々な経験が巡ってきました。でもそんな中でも、福祉事業へ対する想いはどんどん膨らんでいましたし、なかなかチャンスに巡り合えないことに焦りもありましたね。もうここでやらないと歯医者で終わってしまう、と思っていた矢先、認可保育所の話を知ったんです。最後のチャンスだと思いました。

 

 -この度見事、認可保育所が当選となりました。これまで保育園運営の経験がない社福が当選することは非常に難しいことだとお伺いしましたが、要因はなんだったとお考えですか?

 

 5年前に宇都宮で保育園の新設の説明会があって行った際に、経験のない医院で保育園を建てるにはどうしたらいいか伺ったところ、異業種からの参入は非常に難しいと言われました。渡辺先生にも、他よりも大きなハンデは“経験がないことだ”と言われていましたからね。でも、そんな中で渡辺先生を始め、皆さんが僕をぐーっと持ち上げて下さって、本当に嬉しい結果になりました。
 審査当日の最後の最後まで、渡辺先生や飯泉さん、瀬尾さんが力を注いでくれました。プロのコンサルタントの方も呼んで下さって、資料やプレゼンの方法などを見て下さって、「これまで見た中でずば抜けて良い」とお墨付きもいただきました。プレゼンテーションも気持ちも伝わってくるし熱意も強く感じる、と言っていただきました。プレゼンテーションの資料も作っていただいたものを、毎日毎日、一日3回医院のスタッフの前で練習をしました。僕にはもうこれ一回のチャンスだという想いでしたからね、全力投球でした。

 特に、瀬尾さんには、栃木市で統合する保育園があってそこに『絶対取材に行ってください!』と言われていたんです。何度かお願いをして、どうにか事前に取材に行くことが出来たんです。でも、実際にその現場を見ていたからこそ、審査当日どんな言葉が審査員に喜ばれるかわかりましたし、どんな質問にも答えることが出来たと実感しましたね。本当に取材に行って現場をみていてよかったと思いました。渡辺先生のところは一つ一つのアドバイスが細かくて、一歩踏み込んだ助言がもらえたと思います。
 今の審査は一人では勝てないんです。だからプロジェクトチームを作るんですが、チームを作っただけでもダメなんですね。融合力といいますが、総合力と言いますが、やる側の力がうまく発揮し合えて、勝てたんだと思うんです。他に出てくる競合は、何園も運営をしている経験のある法人ばかりだったので、本当に大きなハンデだったと思います。渡辺先生と出会えて本当に良かったと思っています。飯泉さんや瀬尾さんも全力投球でやっていただきました。まだまだこれからなんですけどね、でもこれからはこの喜びの中で乗り越えていこうと思います。

 

 

 

 -当社としてもお力添えができて本当に幸せで嬉しい気持ちです。

 
 実は、今思うと本当にすごいエピソードが土地に関してあったんです。
 土地なんですが、一度だいたい決まっていた土地が特別地区で県の許可が下りなかったんです。もう1か月半前だったので、土地が決まっていないと申請自体が出せないと市に言われてしまっていました。渡辺先生も急いで紹介して下さって、3つくらい候補が上がったんですね。 
 そのうち1箇所、理想的な土地があって渡辺先生もここがいいだろうと仰って決まりかけたので、他の土地で話が少し進んでしまっていたものを断っていいかと先生に電話をしたんです。いつも先生は私達の意見を後押ししてくれて、「それで行きましょう!」と言って下さるんですが、その日は「ちょっと待ってください」と言われたんです。珍しいなと驚いたんですが、「今から行きますから土地を見せて下さい」とすぐに来てくれました。その土地が今決まっている土地なんです。決まりそうだった土地はその後すぐにお断りの連絡があって、先生がとめて下さった土地しか、結局なかったんです。もしあの時断ってしまたらまた最後までバタバタとしてしまっていたんじゃないかなと怖くなります。
今思い出すと、本当に先生の長年の勘といいますか経験がなければその言葉にならなかったんじゃないかと思います。
 

 

 -そんなお褒めの言葉をいただいて、ありがとうございます。
 これから設立される保育園は、どのような保育園にしたいとお思いですか?

 
 保育園の理念はしっかりと勉強会を行いながら、一生懸命創り上げていこうと思っています。実は保育園ってとても医療分野に弱いんですね。最近病児保育など出てきましたが、実際預かってくれる保育園はなかなかありません。私達の保育園は、医療関係を原点に持っている保育園ですから、知元の医師会の先生などの協力の中で新たな医療システムを作りあげようと思っています。そして地域社会にとって価値のあるシステムとして提案していきたいです。


 だからといって病児の子ども達だけを預かるのではなく、もちろん一般の元気な子どもたちが集まる保育園なので、全力で子ども達を預かりながら、制度の高い保育園でなきゃいけない。その中でアフターフォロー的に医療システムが見守っている状態が作れればいいなと思っています。僕は歯科ですから、予防歯科など縁の下の力持ちとして医療システムを取り入れられる形を目指しています。
 
 

 -それでは最後に、先生の今後の夢をお伺いできますでしょうか。

 

 もともと自分は医療界の出身なので、最終的には歯科医療を通じたものが原点であり、終末でもあると思っています。ですから、この医療から離れずにやっていきたいと思っています。
 また、今回こうやってみなさんのお力を借りて、福祉事業と医療とを両方両立した充実した内容を保育園の中に創り上げていきたい。そしてそのシステムは、「こうやったら病児病後保育って出来るんだ」「予防歯科って0歳からできるんだ」とモデルケースとして地域を超えた色々なところから見に来ていただき、色々な場所で広がって行くように全力を掛けて突き詰めて行きたいと思っています。

 

 

ずっと強い想いをもってこられた福祉事業への一歩を踏み出された福富医院長は、とても輝いておられました。お忙しい中、ありがとうございました。

福富さまのご活躍を心からお祈り申しております。

 

 

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