社会福祉法人 スィートホーム 様|会社案内:栃木県宇都宮市の設計事務所|渡辺有規建築企画事務所

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日中のおむつゼロを達成。最後まで自分らしく生きていける福祉の形を目指して

お客様インタビュー:社会福祉法人 スィートホーム 様

「栃木市を栃木県で一番高齢者にあたたかい市にしていきたいと市長にお話しているんです。これから出てくると言われている医療難民・介護難民がしっかりと守られる地域を作らなければいけない、そのために出来ることをどんどん進めていくのが“ひまわり”の存在意義だと思っています。

日中のおむつゼロを達成。最後まで自分らしく生きていける福祉の形を目指して

 -本日はお忙しい中ありがとうございます。

  さまざまな場所で講演をされている佐々木施設長、今回の施設に対する想いをお教えいただけますか

 

 はい。このひまわりは、2003年から私が施設長となりました。その頃私は、大きな福祉施設の立ち上げや運営は経験がなく、過去に介護経験の豊富な方に一緒に入ってもらい、彼には介護や現場の運営を、私は法人全体の方向性や経営をそれぞれ行いました。
 法人において、実は私が関わる前にある事件があり、労働環境や法人の体制に関して、一新して改善を求められていました。職員さんもそのタイミングで4分の1以上が離れていってしまっていました。ですから、そういった状況で、どう法人の方向づけをするか、どのように再建するかが非常に重要だったんですね。そのタイミングで施設長となった私には、この法人を社会的にきちっとした姿に戻し、栃木県1日本1のケアを行って、心に傷をおった職員さんにも自信をもって働いてもらうこと、利用者さんにも安心して過ごしてもらうという責任がありました。
 だからうちの経営理念は“栃木県1日本1のケアを行うこと”なんです。今のひまわりがあるのは、この頃にがむしゃらに職員さんと一緒に頑張った結果なんです。一緒になって精一杯やってくれた職員さんには本当に感謝しています。職員さん一人ひとりも「このままではいけない」という気持ちが強かったんだと思います。
 

 

 -そうだったのですね。弊社に職員さんもお会いしましたが、皆さん「自分たちでやる」というような強い気持ちが本当に感じられる方ばかりでした。

 

IMGM_01100001.jpg 僕が出来たのは、方向性を組み立てていくくらいで、実際に現場を動かしていったのは、現場の職員さんたちですからね。他の事は気にしないでいいから、とにかく良いケアを作ろうってお願いしていました。僕は中のことはできないから、花なんかを植えたりして、その頃から外には花を必ず植えるようになりました。ずっと絶やさず行っていることですね。

 
 でもやっぱりひとえに、“人づくり”だと思っています。私はもともと先生になりたくて、高校の先生なんて今でもなりたいと思っています。ハードを作ることも大切なんですが、それを支えられる中身をいかに作るか、人をどうつくるか。社会福祉法人として、何で社会に貢献していくかだからね、それがないうちから箱ばっかり作ってもだめ。使えないですよ。
 

 -すてきな職員の方々に囲まれて、本当に素敵ですね。おむつゼロの活動をされていると伺っていますが改めてお伺いしてもよろしいでしょうか。

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 職員さんたちは理念をきちっと理解してくれていました。おむつゼロをやろう!言い出したのも職員さんでした。私たちの考え方として、自分がされて嫌なことは、利用者さんに絶対しちゃだめといつも言っています。おむつゼロの活動の最初の始まりはそれではないんですが、想像してもわかるようにおむつって本当に嫌じゃないですか。
 
でもある日おむつにしてしまうと、それからずーっとおむつになってしまうんです。
  自分でおむつを体験してみると分かりますが、普通おむつでトイレなんてできないんです。それをおむつで済ませてしまうということは、自分の人生どうでもいいよって言ってしまうようなことと一緒だと考えているんです。
そうではなくて、最後の最後まで自分らしく生きてもらう。そのためにはおむつを外すことは当然のことなんですよね。
 

 

 -“最後まで自分らしく生きる”素晴らしい考え方ですね。介護をする側としては、負担は大きいものですよね。

 

 それはもちろんです。国の制度では、介護士1名に対して利用者3名という基準ですが、うちではそれでは人が足らず、介護士1名に対して1.7~2名になるようにしています。もちろん法人としては負担になります。でも毎年視察研修に行っているデンマークでは当たり前のように1:1で介護が行われています。デンマークの介護は徹底した個人主義を基本においたケアを行っていて、その点で日本とは大きく違いますね。だからこそデンマークでは、6割の就業人口が医療や介護関係の職に就いています。一人ひとりの自己決定(人間としての尊厳を大切にすること)、生活を継続性(それまでの馴染みの生活をそのまま継続させること)、その人なりの自立(出来ることは自分で行うこと)、この3つがデンマークの介護の3原則なんです。そういった考え方や方法を日本も見習い、行動していかなければいけないんです。
 

 

-最後に、法人としての今後の展望などお教えいただけますか?

 

IMGM_00920001.jpg 僕らもようやく都賀の施設が12年経ちまして、これからどう方向性を築いていくかを考えていかなければいけません。福祉の行政はこれからがらっと変わっていきます。福祉施設も競争の時代に入っていきますね。施設は増やさず、施設から在宅へ、医療から介護への流れが進みつつあります。今後考えられるのは、医療難民や介護難民がどんどん増えていくことなんです。

 

 

 

そういった人たちをいかに栃木市を巻き込んで守っていくか、それが今の僕らのテーマです。栃木県でも一番高齢者にあたたかい市にしよう、と市長にもお願いしています。

 

 ひまわりの施設では、栃木県一日本一のケアをつくり、全国のモデルにしてもらって、全国的に最高のケアのある都市を創って行きたい。それが法人の存在意義だと思います。そして施設にいても在宅でもお金のあるなしに関わらず、希望するサービスがどこでも受けられる形が理想です。施設にいても、在宅の延長で、たまたま家にいられないからここにきているという感じでいれば、いつでも帰れる。要介護5できても3にして自宅に帰して、週に何日かディサービスに来てもらったり、配食のお弁当を頼んだりしてもらえばいいと思っています。施設に入っても、在宅でも支えられる、そんな体制を築きたいんです。そして限りなく自分らしく、最後まで生きてもらいたい、というのが私の願いです。

 

 

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これからの福祉に対する強い想いをお伺いし、胸が熱くなりました。

お忙しい中ありがとうございました。

 

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